2026 Ram 2500 Black Express:スポーツ外観で400hp・800マイル極寒牽引テスト突破

2026年モデルのRam 2500 Black Expressを網羅的に紹介する記事で、初印象、パワートレイン、インテリア、エクステリア、牽引性能、燃費、保証内容を三部構成の動画シリーズで解説しています。

自動車ニュース
2026年02月10日

目次

第一印象と外観デザイン

2026年型 Ram 2500 Black Express がロットに到着すると、まず目に入るのはその攻撃的な姿勢です。新しいスポーツ外観パッケージは、上位トリムの高価格を払わずに、より高級感のある外観を実現します。黒色のバンパー、スポーツフード、20インチホイールが組み合わさり、標準の2500よりも筋肉質に見える前面を演出します。

車内は、作業トラックとしては驚くほど洗練されています。硬い触感の表面は、傷に強い仕上げで、同セグメントでよく指摘される問題を解消。ダッシュボードには12インチのインフォテインメントスクリーン、ダブルクライメートコントロール、コラムシフターが配置され、運転者は道路に集中できます。

パワートレインと性能

ブラック・エクスプレスは、6.7リットルのカムニズ高出力ディーゼルエンジンと8速トルクフライトHDトランスミッションを組み合わせています。エンジンは400馬力と1,000ポンドフィートのトルクを発揮し、前世代に比べて顕著にパワーアップしています。新しいトランスミッションはシフトがスムーズで、ロックアップトルクコンバーターによりエンジンを最適な回転域に保ちます。

走行中はトラックが安定した印象を与えます。5リンクコイルオーバーサスペンションが従来のリーフスプリングを置き換え、重い荷物を運ぶ際でも快適な乗り心地を実現しています。タイヤ圧は62psiで一定の走行を維持し、エグゾーストブレーキは静かに機能し、全体の洗練度を高めます。

インテリアの快適性とテクノロジー

車内は実用性を重視して設計されています。12インチのディスプレイでエンジン情報や燃費、デジタルリアビューカメラを確認できます。カメラは有線牽引パッケージに含まれ、牽引モード用デジタルリアビューミラーも装備されています。トラックには400ワットの荷物照明、ベッドに115ボルトのコンセント、そして接続性を高める12インチのU‑connectディスプレイが備わっています。

シートの快適性は十分で、2人乗りのベンチとドライバー用シートはしっかりとしたサポートを提供します。上位グレードに見られるソフトタッチ素材はありませんが、ハードタッチの表面は耐久性があり掃除もしやすいです。2列目は収納スペースがありますが、カップホルダーは設置されていません。これにより車内をすっきり保つデザインになっています。

三部構成の動画シリーズと今後のテスト

今回のレビューは、三部構成の動画シリーズの一環です。最初の動画では、日常使用と初印象を紹介します。第二弾では、パワートレインと車体下部に焦点を当て、名門整備工房の専門家が専門的な見解を提供します。第三弾では、雪道で800マイルの牽引走行を行い、ブラック・エクスプレスを2026年型パワーストロークディーゼルや他の競合車と比較し、限界を検証します。

牽引性能と積載量

ブラック・エクスプレスの魅力の一つは、牽引力の高さです。装備には1インチのヒッチレシーバー、1/2インチの補助カメラポート、1インチの牽引モードデジタルリアビューミラーが含まれます。車両総重量は11,040ポンドで、積載量は3,149ポンドに達し、2019年モデルより900ポンド増加しています。

寒冷地での牽引試験では、0°Fでも性能を維持しました。LEDベッド照明と展開式ベッドストップが便利で、20インチのホイールとTransforce AT2タイヤは雪や泥でのトラクションを確保します。5リンクコイルオーバーサスペンションは荷重時にベッドを水平に保つのにも役立ちます。

800マイル牽引テスト

ラムは0°Fの極寒の中で800マイルにわたる牽引テストを実施します。トレーラーはトラックの限界を試す設計で、高出力のカミンズエンジンと新しいトランスミッションが、極寒環境での長時間にわたる重負荷にどのように耐えるかを検証します。結果は2026年型パワーストロークディーゼルやそれ以前のモデルと比較し、耐久性と性能の向上を評価します。

燃費と実際の走行性能

18マイルの短距離燃費テストで、ブラック・エクスプレスは平均18.2マイル/ガロンを記録しました。ハーフトン車の中では最も効率的ではありませんが、パワーと牽引力を考慮すると、燃費は十分に良好です。6.7リットルのカミンズエンジンは重工向けに設計されており、燃費よりもトルク重視です。

ブラック・エクスプレスとビッグホーン・ワーロックの比較では、スポーツ外観パッケージが最もコストパフォーマンスに優れています。ブラック・エクスプレスはスポーツフード、塗装バンパー、20インチホイールが標準装備で、他のグレードは同じ外観を実現するために追加パッケージが必要です。

保証と信頼性

Ramはブラック・エクスプレスに対し、5年または10万マイルまでのパワートレイン保証を提供しています。さらに、3年または3万6千マイルまでの基本限定保証も付帯しています。エンジンとトランスミッションは同一の保証対象となり、メンテナンスが簡素化されます。トラックのアンダーカバーとサスペンション部品に施されたe‑コーティングは、過酷な環境下でも耐久性を高めます。

結論

2026年モデルのRam 2500 Black Expressは、中級トラックがスタイルと実用性を兼ね備えていることを証明しています。高出力のCumminsエンジン、洗練されたインテリア、そして豊富な牽引性能を備え、上位グレードの高価格帯を避けつつも作業用に適した選択肢を提供します。性能・耐久性・コストパフォーマンスのバランスが優れており、半トンセグメントで際立った存在となっています。

シェア:
1